Nginxのステータスをチェックする方法とコード例


location /nginx_status {
    stub_status on;
    access_log off;
    allow 127.0.0.1;
    deny all;
}

上記の設定では、/nginx_statusへのアクセスを許可し、それ以外のIPからのアクセスを拒否しています。設定を変更した後は、Nginxを再起動します。ステータスページへのアクセスは、ブラウザやcurlなどのツールを使用して行います。

  1. Nginxのステータスをコマンドラインから取得する方法: Nginxはnginx_statusモジュールを使ってステータス情報を提供しています。以下のようにコマンドを実行すると、ステータス情報を取得できます。
nginx -V  # Nginxのビルドオプションを表示して、--with-http_stub_status_moduleが含まれていることを確認
nginx -t  # 設定ファイルの構文チェック
nginx -s reload  # 設定のリロード
nginx -s stop  # Nginxの停止
curl http://localhost/nginx_status  # ステータス情報の取得
  1. NginxのステータスをAPI経由で取得する方法: Nginxにはnginx-module-vtsというモジュールがあり、API経由でステータス情報を取得できます。このモジュールをインストールして設定を行った後、以下のようなAPIリクエストを送信することで、詳細なステータス情報を取得できます。
GET /status/format/json HTTP/1.1
Host: localhost

上記の例では、/status/format/jsonエンドポイントを使用してJSON形式のステータス情報を取得しています。

これらの方法を使って、Nginxのステータスをチェックできます。自動化や監視ツールとの統合により、Nginxのパフォーマンスやトラブルシューティングに役立つ情報を容易に入手できます。