まず、React Router v5 をインストールするには、プロジェクトのディレクトリで以下のコマンドを実行します:
npm install react-router-dom@5
または
yarn add react-router-dom@5
これにより、React Router v5 がプロジェクトに追加されます。
次に、React コンポーネント内で React Router を使用する方法を見てみましょう。以下の例では、App
コンポーネント内でルーティングを設定します。
import React from 'react';
import { BrowserRouter as Router, Route, Link } from 'react-router-dom';
const Home = () => <h1>ホームページ</h1>;
const About = () => <h1>について</h1>;
const App = () => {
return (
<Router>
<nav>
<ul>
<li>
<Link to="/">ホーム</Link>
</li>
<li>
<Link to="/about">について</Link>
</li>
</ul>
</nav>
<Route path="/" exact component={Home} />
<Route path="/about" component={About} />
</Router>
);
};
export default App;
上記の例では、react-router-dom
ライブラリから BrowserRouter
、Route
、および Link
をインポートしています。BrowserRouter
はルーティングのコンテナであり、Route
は指定されたパスに対応するコンポーネントを表示します。Link
コンポーネントは、ナビゲーションメニューなどで使用されるリンクを提供します。
<Route>
コンポーネントの path
プロパティには、表示したいコンポーネントに対応するパスを指定します。exact
を使用することで、指定したパスと完全に一致する場合にのみコンポーネントが表示されるようになります。
上記の例では、/
パスには Home
コンポーネントが表示され、/about
パスには About
コンポーネントが表示されます。
これで、React アプリケーションで React Router v5 を使用する準備が整いました。必要に応じて、さまざまなルートやネストされたルートを設定することもできます。
以上が React Router v5 の基本的なインストールと使用方法です。これにより、React アプリケーションで簡単にルーティングを実装することができます。