UbuntuでIPv6を無効化する方法とコード例


  1. カーネルパラメータを変更する方法: IPv6を無効化するためには、カーネルパラメータを変更する必要があります。以下の手順を実行してください。

    1. ターミナルを開きます。
    2. sudo nano /etc/default/grub コマンドを実行して、grub設定ファイルを編集します。
    3. GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT ラインを見つけ、ipv6.disable=1 を追加します。例えば、GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash ipv6.disable=1" のようになります。
    4. ファイルを保存して閉じます。
    5. sudo update-grub コマンドを実行して、変更を適用します。
    6. システムを再起動します。

    これにより、カーネルパラメータが変更され、IPv6が無効化されます。

  2. sysctlを使用する方法: sysctlを使用して、実行時にIPv6を無効化することもできます。以下の手順を実行してください。

    1. ターミナルを開きます。
    2. sudo nano /etc/sysctl.conf コマンドを実行して、sysctl設定ファイルを編集します。
    3. ファイルの末尾に以下の行を追加します。
      net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
      net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1
    4. ファイルを保存して閉じます。
    5. sudo sysctl -p コマンドを実行して、変更を適用します。

    これにより、sysctl設定が更新され、IPv6が無効化されます。

  3. NetworkManagerを使用する方法: NetworkManagerを使用して、IPv6を無効化することも可能です。以下の手順を実行してください。

    1. ターミナルを開きます。
    2. sudo nano /etc/NetworkManager/conf.d/99-disable-ipv6.conf コマンドを実行して、設定ファイルを作成します。
    3. ファイルに以下の内容を追加します。
      [main]
      ipv6.disable = true
    4. ファイルを保存して閉じます。
    5. sudo service network-manager restart コマンドを実行して、NetworkManagerを再起動します。

    これにより、NetworkManagerがIPv6を無効化します。

以上の方法を使用することで、UbuntuでIPv6を無効化することができます。必要に応じて、上記のコード例を使用して設定を行ってください。