WSLでデフォルトのユーザーを設定する方法


  1. WSL起動時にデフォルトのユーザーを指定する WSLを起動する際にデフォルトのユーザーを指定することができます。以下のコマンドを使用して、デフォルトのユーザーを設定します。
wsl --set-default-user <ユーザー名>

例えば、ユーザー名を"ubuntu"に設定する場合は、以下のように実行します。

wsl --set-default-user ubuntu
  1. WSLの/etc/wsl.confファイルを編集する WSLの設定ファイルである/etc/wsl.confを編集することで、デフォルトのユーザーを設定することもできます。以下の手順に従って設定を行います。
  • WSLを終了します。
  • WSLの設定ファイルである/etc/wsl.confをテキストエディタで開きます。
  • [user] セクションを追加し、default ユーザーを指定します。

例えば、ユーザー名を"ubuntu"に設定する場合は、以下のように編集します。

[user]
default=ubuntu
  • 保存してエディタを閉じます。
  • WSLを再起動します。

これで、WSLを起動した際に指定したユーザーがデフォルトのユーザーとして使用されます。

  1. .bashrcファイルを編集する 各ユーザーのホームディレクトリにある.bashrcファイルを編集することで、ログイン時にデフォルトのユーザーを設定することも可能です。
  • WSL内でユーザーのホームディレクトリに移動します。例えば、"ubuntu"ユーザーの場合は、以下のコマンドを実行します。
cd ~
  • .bashrcファイルをテキストエディタで開きます。
nano .bashrc
  • ファイルの最後に、以下のコマンドを追加します。
export WSL_INTEROP="$WSL_INTEROP:/run/WSL/<ユーザー名>_runtime"

例えば、ユーザー名を"ubuntu"に設定する場合は、以下のように追加します。

export WSL_INTEROP="$WSL_INTEROP:/run/WSL/ubuntu_runtime"
  • 保存してエディタを閉じます。

これで、ログイン時に指定したユーザーがデフォルトのユーザーとして使用されます。

以上が、WSLでデフォルトのユーザーを設定するためのいくつかの方法です。お使いの環境に応じて、適切な方法を選択してください。