- WSL起動時にデフォルトのユーザーを指定する WSLを起動する際にデフォルトのユーザーを指定することができます。以下のコマンドを使用して、デフォルトのユーザーを設定します。
wsl --set-default-user <ユーザー名>
例えば、ユーザー名を"ubuntu"に設定する場合は、以下のように実行します。
wsl --set-default-user ubuntu
- WSLの/etc/wsl.confファイルを編集する WSLの設定ファイルである/etc/wsl.confを編集することで、デフォルトのユーザーを設定することもできます。以下の手順に従って設定を行います。
- WSLを終了します。
- WSLの設定ファイルである/etc/wsl.confをテキストエディタで開きます。
- [user] セクションを追加し、default ユーザーを指定します。
例えば、ユーザー名を"ubuntu"に設定する場合は、以下のように編集します。
[user]
default=ubuntu
- 保存してエディタを閉じます。
- WSLを再起動します。
これで、WSLを起動した際に指定したユーザーがデフォルトのユーザーとして使用されます。
- .bashrcファイルを編集する 各ユーザーのホームディレクトリにある.bashrcファイルを編集することで、ログイン時にデフォルトのユーザーを設定することも可能です。
- WSL内でユーザーのホームディレクトリに移動します。例えば、"ubuntu"ユーザーの場合は、以下のコマンドを実行します。
cd ~
- .bashrcファイルをテキストエディタで開きます。
nano .bashrc
- ファイルの最後に、以下のコマンドを追加します。
export WSL_INTEROP="$WSL_INTEROP:/run/WSL/<ユーザー名>_runtime"
例えば、ユーザー名を"ubuntu"に設定する場合は、以下のように追加します。
export WSL_INTEROP="$WSL_INTEROP:/run/WSL/ubuntu_runtime"
- 保存してエディタを閉じます。
これで、ログイン時に指定したユーザーがデフォルトのユーザーとして使用されます。
以上が、WSLでデフォルトのユーザーを設定するためのいくつかの方法です。お使いの環境に応じて、適切な方法を選択してください。