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Node.jsのインストール: ESLintはNode.js上で動作するため、まずはNode.jsをインストールする必要があります。公式ウェブサイト(https://nodejs.org/)から最新版のNode.jsをダウンロードし、インストールしてください。
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プロジェクトのディレクトリでパッケージの初期化: コマンドラインでプロジェクトのディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してパッケージマネージャーを初期化します。
npm init
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ESLintのインストール: プロジェクトのディレクトリで、以下のコマンドを実行してESLintをインストールします。
npm install eslint --save-dev
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.eslintrc.jsonファイルの作成: プロジェクトのルートディレクトリに
.eslintrc.json
という名前のファイルを作成し、ESLintの設定を記述します。以下は、基本的な設定の例です。{ "extends": "eslint:recommended", "parserOptions": { "ecmaVersion": 2021 }, "rules": { "semi": "error", "no-unused-vars": "warn" } }
上記の設定では、セミコロンが必要なことをエラーとして検出し、未使用の変数を警告として検出します。
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コードの静的解析: ESLintがインストールされ、設定が完了したら、以下のコマンドを使用してコードの静的解析を実行します。
npx eslint ファイル名.js
ファイル名.jsの部分に解析したいファイルのパスを指定します。ESLintは指定したファイルを解析し、潜在的な問題やエラーを報告します。
これらの手順に従うことで、ESLintを使用してJavaScriptコードの品質を向上させることができます。ESLintにはさまざまな設定と拡張機能があり、プロジェクトのニーズに合わせてカスタマイズすることもできます。詳細な設定やルールの説明については、ESLintの公式ドキュメント(https://eslint.org/docs/user-guide/configuring)を参照してください。