Linuxでディレクトリを削除する方法


  1. rmコマンドを使用する方法:

    rm -r ディレクトリのパス

    このコマンドは、指定したディレクトリとその中のすべてのファイルやサブディレクトリを再帰的に削除します。注意点として、削除操作は取り消せないので、慎重に使用してください。

  2. rmdirコマンドを使用する方法:

    rmdir ディレクトリのパス

    このコマンドは、指定したディレクトリを削除します。ただし、ディレクトリが空である場合にのみ削除されます。ディレクトリ内にファイルやサブディレクトリが存在する場合は削除されません。

  3. findコマンドと組み合わせる方法:

    find ディレクトリのパス -type d -exec rm -r {} +

    このコマンドは、指定したディレクトリ以下のすべてのディレクトリを再帰的に削除します。ディレクトリ内のファイルやサブディレクトリも削除されます。

  4. シェルスクリプトを使用する方法: シェルスクリプトを作成して、複数のディレクトリを一括で削除することも可能です。以下は、例としてBashシェルスクリプトのコードです。

    #!/bin/bash
    
    # 削除するディレクトリのパスを配列で指定
    directories=(
       "/path/to/directory1"
       "/path/to/directory2"
       "/path/to/directory3"
    )
    
    # 配列の要素数を取得
    length=${#directories[@]}
    
    # ディレクトリの削除
    for ((i=0; i<$length; i++)); do
       rm -r "${directories[i]}"
    done

    上記の例では、directories配列に削除したいディレクトリのパスを指定し、forループで順番に削除しています。

このように、Linuxでディレクトリを削除するためのシンプルな方法とコード例を紹介しました。作業を行う前にディレクトリやファイルのバックアップを取るなど、注意して操作してください。