Windows上のTomcatでLet's Encrypt SSL証明書を設定する方法


  1. Certbotをインストールする:

    • CertbotはLet's Encryptの公式クライアントであり、SSL証明書の取得と更新を自動化するために使用します。
    • https://certbot.eff.org/ からWindows向けの最新のCertbotバージョンをダウンロードし、インストールします。
  2. Tomcatの設定を変更する:

    • Tomcatのserver.xmlファイルを開きます。通常は、Tomcatのインストールディレクトリのconfディレクトリ内にあります。
    • 要素を見つけ、次のように編集します: ``` ```
  3. SSL証明書を取得する:

    • コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します:
      certbot certonly --standalone -d example.com -d www.example.com
      • "example.com"と"www.example.com"を自分のドメインに置き換えてください。
      • Certbotは自動的にLet's EncryptからSSL証明書を取得し、指定したドメインの検証を行います。
  4. 証明書とキーストアをTomcatにインポートする:

    • キーストアを作成するために、以下のコマンドを実行します:
      openssl pkcs12 -export -in /etc/letsencrypt/live/example.com/fullchain.pem -inkey /etc/letsencrypt/live/example.com/privkey.pem -out keystore.p12 -name tomcat -CAfile /etc/letsencrypt/live/example.com/chain.pem -caname root
      • "/etc/letsencrypt/live/example.com/"を実際の証明書のパスに置き換えてください。
      • パスワードを設定し、keystore.p12ファイルを保存します。
  5. Tomcatを再起動する:

    • Tomcatを再起動して設定を反映させます。

これで、Windows上のTomcatにLet's Encrypt SSL証明書が設定されました。ブラウザでhttps://example.comを開くと、安全な接続が確立されます。ご利用ください!