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ポストプロセッシングの設定: 最初に、Unityのポストプロセッシングスタックをインストールして設定します。ポストプロセッシングスタックは、Unityのアセットストアから無料で入手できます。インストールが完了したら、カメラにポストプロセッシングのコンポーネントを追加します。
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アニメーション化するパラメータの選択: ポストプロセッシングエフェクトには、さまざまなパラメータがあります。例えば、ブルームエフェクトの強度やモーションブラーの速度などです。アニメーション化したいパラメータを選択します。
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アニメーションの作成: アニメーションを作成するために、UnityのAnimationやTimelineを使用することができます。まず、アニメーションコンポーネントをカメラに追加します。次に、パラメータをアニメーション化するためのキーフレームを追加します。キーフレームを追加することで、パラメータの値を時間の経過に応じて変化させることができます。
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アニメーションの再生: アニメーションを再生するためには、適切なトリガーを設定する必要があります。例えば、シーンの開始時にアニメーションを再生したい場合は、スクリプトを使用してアニメーションをトリガーすることができます。
以下に、ポストプロセッシングの値をアニメーション化するためのコード例を示します。
using UnityEngine;
using UnityEngine.Rendering.PostProcessing;
public class PostProcessingAnimation : MonoBehaviour
{
public PostProcessVolume postProcessVolume;
public float animationDuration = 2f;
public float targetValue = 1f;
private float initialValue;
private float timer;
private void Start()
{
postProcessVolume.profile.TryGetSettings(out Bloom bloom);
initialValue = bloom.intensity.value;
}
private void Update()
{
timer += Time.deltaTime;
float t = Mathf.Clamp01(timer / animationDuration);
float animatedValue = Mathf.Lerp(initialValue, targetValue, t);
postProcessVolume.profile.TryGetSettings(out Bloom bloom);
bloom.intensity.value = animatedValue;
}
}
上記のコード例では、カメラにアタッチされたポストプロセッシングのコンポーネントからブルームエフェクトの強度を取得し、指定されたアニメーション時間内でターゲット値に向かって徐々に変化させます。
これで、Unityでポストプロセッシングの値をアニメーション化する方法がわかりました。この方法を使って、さまざまなポストプロセッシングエフェクトをアニメーション化することができます。これにより、よりダイナミックで魅力的なシーンを作成することができます。以上が、Unityでポストプロセッシングの値をアニメーション化する方法の概要です。