-
application.propertiesファイルを編集する方法: Spring Bootプロジェクトのsrc/main/resourcesディレクトリにあるapplication.propertiesファイルを開きます。ファイルが存在しない場合は、新しく作成します。次に、以下のプロパティを追加します。
server.servlet.context-path=/myapp
上記の例では、コンテキストパスを「/myapp」として設定しています。この設定により、アプリケーションは「http://localhost:8080/myapp」のURLでアクセスできるようになります。
-
application.ymlファイルを編集する方法: もしプロジェクトがapplication.ymlファイルを使用している場合は、以下のように記述します。
server: servlet: context-path: /myapp
application.ymlファイルには、application.propertiesファイルと同様のプロパティを記述することができます。
-
コードでの設定方法: もしプロパティファイルを使用せずにコードでコンテキストパスを設定したい場合は、Spring Bootの@Configurationクラスを作成し、以下のように記述します。
import org.springframework.boot.web.servlet.ServletContextInitializer; import org.springframework.context.annotation.Configuration; import javax.servlet.ServletContext; import javax.servlet.ServletException; @Configuration public class ContextPathConfiguration implements ServletContextInitializer { @Override public void onStartup(ServletContext servletContext) throws ServletException { servletContext.setContextPath("/myapp"); } }
上記の例では、ServletContextInitializerを実装し、onStartupメソッド内でコンテキストパスを設定しています。
これらの方法を使用することで、Spring Bootアプリケーションのコンテキストパスを設定することができます。これにより、アプリケーションのURLパスが変更され、正しいパスでアクセスできるようになります。