「?」演算子は、三項演算子とも呼ばれ、次のような構文を持ちます:
条件式 ? 式1 : 式2
これは、条件式がtrueの場合には式1が評価され、falseの場合には式2が評価されます。
例えば、次のようなif文がある場合を考えてみましょう:
int x = 10;
int result;
if (x > 5) {
result = 1;
} else {
result = 0;
}
これを「?」演算子を使って書き換えると以下のようになります:
int x = 10;
int result = (x > 5) ? 1 : 0;
この場合、条件式は「x > 5」です。もしxが5より大きければ、式1の値である1がresultに代入されます。そうでない場合は、式2の値である0がresultに代入されます。
また、複雑な式も「?」演算子を使用して表現することができます。例えば、次のようなif文を考えてみましょう:
int x = 10;
int result;
if (x > 5) {
result = x * 2;
} else {
result = x + 2;
}
これを「?」演算子を使って書き換えると以下のようになります:
int x = 10;
int result = (x > 5) ? (x * 2) : (x + 2);
このように、「?」演算子を使用することで、if文を使わずに条件に基づいて値や処理を返すことができます。
なお、必ずしもif文を避ける必要はありません。コードの可読性や保守性を考慮して、適切な選択を行ってください。
以上が、Javaでif文を使わずに「?」演算子を使用する方法といくつかのコード例です。