UbuntuでのJavaバージョン管理の方法


  1. OpenJDKのインストール: Ubuntuディストリビューションには、デフォルトでOpenJDKが含まれています。以下のコマンドを使用して、OpenJDKをインストールできます。
sudo apt update
sudo apt install default-jdk
  1. 特定のバージョンのOpenJDKのインストール: 特定のバージョンのOpenJDKをインストールするには、次のコマンドを使用します。
sudo apt update
sudo apt install openjdk-<version>-jdk

ここで、<version>にはインストールしたいバージョンの番号を指定します。例えば、OpenJDK 11をインストールする場合は、openjdk-11-jdkとなります。

  1. Javaのバージョンの切り替え: Ubuntuでは、update-alternativesコマンドを使用して、システム全体で使用するJavaのバージョンを切り替えることができます。以下のコマンドを使用して、Javaのバージョンを切り替えることができます。
sudo update-alternatives --config java

コマンドを実行すると、使用可能なJavaのバージョンのリストが表示され、選択肢が表示されます。選択したいバージョンの番号を入力して切り替えてください。

  1. 特定のプロジェクトにおけるバージョンの切り替え: 特定のプロジェクトやアプリケーションにおいて、異なるJavaバージョンを使用する場合は、プロジェクトのディレクトリ内に .java-version ファイルを作成し、その中に使用したいJavaのバージョンを指定します。例えば、Java 11を使用する場合は、.java-version ファイルに 11 と書き込みます。

  2. SDKMANを使用したバージョン管理: SDKMANは、Javaを含むさまざまなソフトウェア開発キットのバージョン管理をサポートするツールです。SDKMANを使用すると、簡単にJavaのバージョンを切り替えることができます。以下のコマンドを使用して、SDKMANをインストールできます。

curl -s "https://get.sdkman.io" | bash
source "$HOME/.sdkman/bin/sdkman-init.sh"

SDKMANをインストールした後は、以下のコマンドを使用して、使用するJavaのバージョンを切り替えることができます。

sdk use java <version>

ここで、<version>には使用したいJavaのバージョンを指定します。

以上が、UbuntuでのJavaバージョン管理の方法といくつかのコード例です。必要に応じて、これらの方法を組み合わせて使用することもできます。プロジェクトごとに異なるJavaバージョンを管理することで、効率的かつ柔軟な開発環境を構築できます。