JavaScriptでCSVを2次元配列に変換する方法


  1. CSVファイルの読み込み:

    • ブラウザ環境で動作させる場合は、<input type="file">要素を使ってユーザーがCSVファイルを選択できるようにします。
    • サーバーサイドで実行する場合は、Node.jsのfsモジュールなどを使用してCSVファイルを読み込みます。
  2. CSVデータの解析:

    • JavaScriptにはCSVデータを解析するための多くのライブラリがあります。例えば、Papa Parseやcsv-parserなどがあります。これらのライブラリを使用すると、CSVデータをパースしてJavaScriptのオブジェクトまたは配列に変換できます。
  3. 2次元配列への変換:

    • CSVデータを解析した後は、解析結果を2次元配列に変換します。一般的には、CSVの各行が配列の要素に対応し、各行のカラムが2次元配列の要素となります。

以下に、Papa Parseを使用してCSVを2次元配列に変換する例を示します。

// Papa Parseライブラリをインストール: npm install papaparse
// ブラウザ環境での例:
const fileInput = document.querySelector('input[type="file"]');
fileInput.addEventListener('change', (event) => {
  const file = event.target.files[0];

  Papa.parse(file, {
    complete: function(results) {
      const csvData = results.data; // 2次元配列に変換されたCSVデータ
      console.log(csvData);
    }
  });
});
// サーバーサイド(Node.js)での例:
const fs = require('fs');
const Papa = require('papaparse');
const csvData = fs.readFileSync('data.csv', 'utf8');
const parsedData = Papa.parse(csvData, { delimiter: ',' }).data;
console.log(parsedData);

上記の例では、Papa Parseライブラリを使用してCSVデータをパースし、completeコールバック内で2次元配列に変換しています。ブラウザ環境ではファイルの選択結果を取得し、サーバーサイドではfsモジュールを使用してCSVファイルを読み込んでいます。

これらの手法を使えば、JavaScriptでCSVを2次元配列に変換することができます。ご参考までにお使いください。