- ビルド関連のファイルを無視する: Javaプロジェクトでは、ビルドツールによって生成されるファイルやディレクトリを.gitignoreに追加することが一般的です。例えば、以下のパターンを使用することができます:
# Maven
target/
# Gradle
build/
これにより、Mavenプロジェクトではtarget/
ディレクトリ以下のファイルやディレクトリが無視され、Gradleプロジェクトではbuild/
ディレクトリ以下のファイルやディレクトリが無視されます。
- IDE関連のファイルを無視する: Java開発時には、IDEによって生成されるファイルやディレクトリも無視することが望ましい場合があります。以下は、EclipseとIntelliJ IDEAのための.gitignoreの例です:
# Eclipse
.classpath
.project
.settings/
# IntelliJ IDEA
.idea/
*.iml
*.iws
*.ipr
これにより、Eclipseプロジェクトでは.classpath
、.project
、.settings/
などのファイルが無視され、IntelliJ IDEAプロジェクトでは.idea/
ディレクトリ、*.iml
、*.iws
、*.ipr
などのファイルが無視されます。
- 特定のファイルやディレクトリを無視する: プロジェクト固有のファイルやディレクトリを無視する場合は、それらのパスを.gitignoreに追加します。以下はいくつかの例です:
# 特定のファイルを無視する
config.properties
secrets.txt
# 特定のディレクトリを無視する
logs/
tmp/
これにより、config.properties
やsecrets.txt
といった特定のファイル、およびlogs/
やtmp/
といった特定のディレクトリが無視されます。
これらは一般的な.gitignoreのパターンの例ですが、プロジェクトごとに異なる要件があるかもしれません。適切な.gitignoreファイルを作成するには、プロジェクトの要件に合わせて適宜追加や編集を行ってください。