まず、プロジェクトのbuild.gradleファイルを開きます。dependenciesブロックに移動し、以下のようにリトロフィットの依存関係を追加します。
dependencies {
// 他の依存関係
implementation 'com.squareup.retrofit2:retrofit:2.9.0'
implementation 'com.squareup.retrofit2:converter-gson:2.9.0'
}
上記のコードでは、Retrofit本体とGsonコンバーターの依存関係を追加しています。バージョン番号は最新のものに置き換えることをおすすめします。
次に、アプリのbuild.gradleファイルを開きます。androidブロック内に移動し、以下のようにKotlinの拡張関数を有効にします。
android {
// 他の設定
kotlinOptions {
jvmTarget = "1.8"
}
}
これにより、Kotlinのコードが正しく動作するようになります。
依存関係の設定が完了したら、リトロフィットを使用するための基本的なコード例を示します。
// Retrofitのインスタンスを作成
val retrofit = Retrofit.Builder()
.baseUrl("https://api.example.com/") // APIのベースURLを指定
.addConverterFactory(GsonConverterFactory.create()) // Gsonコンバーターを使用
.build()
// APIサービスのインターフェースを定義
interface ApiService {
@GET("endpoint")
suspend fun getData(): Response<Data>
}
// APIサービスのインスタンスを作成
val apiService = retrofit.create(ApiService::class.java)
// リクエストを非同期で実行
GlobalScope.launch(Dispatchers.IO) {
try {
val response = apiService.getData()
if (response.isSuccessful) {
val data = response.body()
// データの処理
} else {
// エラーハンドリング
}
} catch (e: Exception) {
// 例外処理
}
}
上記のコードでは、Retrofitのインスタンスを作成し、APIのベースURLとGsonコンバーターを指定しています。また、APIサービスのインターフェースを定義し、リクエストを非同期で実行しています。
これで、Android StudioとKotlinでリトロフィットの依存関係を設定し、簡単なコード例を使用してAPI通信を行う方法を学びました。これを基に、自分のアプリに適用してみてください。