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RestTemplateの依存関係を追加する: RestTemplateを使用するには、まずプロジェクトの依存関係にRestTemplateを追加する必要があります。Mavenを使用している場合は、pom.xmlファイルに次の依存関係を追加します:
<dependency> <groupId>org.springframework.boot</groupId> <artifactId>spring-boot-starter-web</artifactId> </dependency>
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RestTemplateのBeanを作成する: Springの設定ファイル(通常はapplication.propertiesまたはapplication.yml)で、RestTemplateのBeanを作成します。以下に例を示します:
@Configuration public class RestTemplateConfig { @Bean public RestTemplate restTemplate() { return new RestTemplate(); } }
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RESTリクエストの送信: RestTemplateを使用してRESTリクエストを送信するには、以下のようなコードを使用します:
RestTemplate restTemplate = new RestTemplate(); String url = "https://api.example.com/data"; ResponseEntity<String> response = restTemplate.getForEntity(url, String.class); String responseBody = response.getBody(); // 必要に応じてレスポンスを処理する
上記の例では、GETリクエストを送信し、レスポンスを取得しています。他のHTTPメソッド(POST、PUT、DELETEなど)を使用する場合でも、同様の方法でRestTemplateを使用できます。
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追加の設定オプション: RestTemplateはさまざまな設定オプションをサポートしています。例えば、タイムアウトの設定、HTTPヘッダーのカスタマイズ、認証情報の追加などがあります。詳細な設定方法については、公式ドキュメントを参照してください。
この記事では、RestTemplateの基本的な設定と使用方法を紹介しました。これにより、ウェブクライアントとしてのRestTemplateのパワフルな機能を活用できます。詳細な情報や応用的な使用法については、Spring Frameworkの公式ドキュメントを参照してください。