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JDBCドライバの取得: 最初に、使用しているデータベースのJDBCドライバを取得する必要があります。各データベースベンダーは独自のJDBCドライバを提供していますので、データベースの公式ウェブサイトやドキュメントを参照して、適切なドライバを見つけましょう。ドライバのJARファイルをプロジェクトのクラスパスに追加する必要があります。
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JDBCドライバのロード: プログラム内で使用するJDBCドライバをロードする必要があります。ドライバをロードするには、
Class.forName()
メソッドを使用します。例えば、MySQLの場合は以下のようなコードを使用します:
Class.forName("com.mysql.jdbc.Driver");
String url = "jdbc:mysql://localhost:3306/mydatabase";
String username = "myuser";
String password = "mypassword";
Connection connection = DriverManager.getConnection(url, username, password);
- ステートメントの作成と実行: データベースクエリを実行するために、JDBCの
Statement
オブジェクトを作成します。以下は、SELECT文を実行する例です:
Statement statement = connection.createStatement();
String sql = "SELECT * FROM mytable";
ResultSet resultSet = statement.executeQuery(sql);
これらの手順に従うことで、JDBCを使用する準備が整います。適切なJDBCドライバを取得し、ドライバをロードし、データベースに接続し、クエリを実行することができます。また、エラーハンドリングやリソースのクリーンアップなど、より高度な機能も利用できますが、基本的な使用方法は上記の手順に含まれています。