Javaのラムダ式の本体


ラムダ式の本体は、ラムダ式が表現する関数の実際の処理内容を指定します。以下に、いくつかの一般的なJavaのラムダ式の本体の例を示します。

  1. 単一の文の場合:

    () -> System.out.println("Hello, world!");

    上記の例では、引数を受け取らずに"Hello, world!"という文を出力するラムダ式が定義されています。

  2. 複数の文の場合:

    () -> {
       System.out.println("Hello");
       System.out.println("World");
    };

    上記の例では、複数の文を含むラムダ式が定義されています。"Hello"と"World"という2つの文が順番に実行されます。

  3. 引数を使用する場合:

    (name) -> System.out.println("Hello, " + name);

    上記の例では、引数nameを受け取り、それを用いて"Hello, "と結合して出力するラムダ式が定義されています。

  4. 引数と戻り値を持つ場合:

    (x, y) -> x + y;

    上記の例では、2つの引数xとyを受け取り、それらを足し合わせた結果を返すラムダ式が定義されています。

これらは一部の一般的な例ですが、ラムダ式の本体はさまざまな方法で記述することができます。ラムダ式を使用することで、より簡潔で読みやすいコードを書くことができます。