まず、以下の手順に従ってプロジェクトをセットアップします。
-
Javaの開発環境をインストールします(例: JDK)。
-
適切なテキストエディタを選択し、新しいJavaプログラムファイル(例: TicTacToe.java)を作成します。
-
TicTacToe.javaファイルを開き、以下のコードを追加します。
import java.applet.*;
import java.awt.*;
import java.awt.event.*;
public class TicTacToe extends Applet implements ActionListener {
Button[] buttons;
int[] board;
int currentPlayer;
public void init() {
buttons = new Button[9];
board = new int[9];
currentPlayer = 1;
setLayout(new GridLayout(3, 3));
for (int i = 0; i < 9; i++) {
buttons[i] = new Button();
buttons[i].addActionListener(this);
add(buttons[i]);
}
}
public void actionPerformed(ActionEvent e) {
Button clickedButton = (Button) e.getSource();
int buttonIndex = -1;
for (int i = 0; i < 9; i++) {
if (clickedButton == buttons[i]) {
buttonIndex = i;
break;
}
}
if (board[buttonIndex] == 0) {
board[buttonIndex] = currentPlayer;
clickedButton.setLabel(currentPlayer == 1 ? "X" : "O");
currentPlayer = currentPlayer == 1 ? 2 : 1;
}
// ゲームの終了条件をチェックするロジックを追加することもできます
}
}
上記のコードでは、TicTacToeクラスがAppletを継承し、ActionListenerを実装しています。init()メソッドでは、ボタンを作成し、アクションリスナーを追加しています。actionPerformed()メソッドでは、ボタンがクリックされたときの処理を行います。
ゲームの終了条件をチェックするロジックを追加することもできます。例えば、縦・横・斜めのいずれかの行に同じマークが揃った場合、勝利となるような判定を実装することができます。
最後に、Javaアプレットをブラウザで表示するためのHTMLファイルを作成します。以下の手順に従ってHTMLファイルを作成します。
-
適切なテキストエディタを選択し、新しいHTMLファイル(例: index.html)を作成します。
-
index.htmlファイルを開き、以下のコードを追加します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Tic Tac Toe</title>
</head>
<body>
<applet code="TicTacToe.class" width="300" height="300"></applet>
</body>
</html>
上記のコードでは、appletタグを使用してTicTacToeクラスを指定し、幅と高さを設定しています。
これで、JavaでGUIベースのTic Tac Toeゲームを作成するための基本的な手順が完了しました。コードをコンパイルして実行すると、ブラウザでゲームが表示されます。