JavaScriptにおけるオブジェクトのプロパティの削除方法


JavaScriptでは、オブジェクトのプロパティを削除する方法があります。この記事では、その方法について解説します。

  1. ドット表記を使用してプロパティを削除する方法 例えば、以下のようなオブジェクトがあるとします。

    const obj = {
     prop1: '値1',
     prop2: '値2',
    };

    objオブジェクトからprop1プロパティを削除するには、以下のようにドット表記を使用します。

    delete obj.prop1;

    これにより、objオブジェクトからprop1プロパティが削除されます。

  2. ブラケット表記を使用してプロパティを削除する方法 ブラケット表記を使用すると、変数や動的な値をプロパティ名として使用することができます。以下の例を見てみましょう。

    const obj = {
     prop1: '値1',
     prop2: '値2',
    };
    const propertyName = 'prop1';
    delete obj[propertyName];

    この場合、変数propertyNameの値がprop1となっているため、objオブジェクトからprop1プロパティが削除されます。

  3. hasOwnPropertyメソッドを使用してプロパティが存在する場合のみ削除する方法 オブジェクトが指定したプロパティを持っているかどうかを確認するには、hasOwnPropertyメソッドを使用します。以下の例を見てみましょう。

    const obj = {
     prop1: '値1',
     prop2: '値2',
    };
    const propertyName = 'prop1';
    if (obj.hasOwnProperty(propertyName)) {
     delete obj[propertyName];
    }

    この場合、objオブジェクトがprop1プロパティを持っている場合にのみ、そのプロパティが削除されます。