- クライアント側のみのコンポーネントの作成方法:
Next.jsでは、
next/dynamic
モジュールを使用してクライアント側のみでレンダリングされるコンポーネントを作成することができます。これにより、サーバーサイドでのレンダリングをスキップして、クライアントのみでコンポーネントが表示されるようになります。
以下は、next/dynamic
を使用したクライアント側のみのコンポーネントの例です。
import dynamic from 'next/dynamic';
const ClientOnlyComponent = dynamic(() => import('../components/ClientOnlyComponent'), {
ssr: false
});
function HomePage() {
return (
<div>
<h1>クライアント側のみのコンポーネントの例</h1>
<ClientOnlyComponent />
</div>
);
}
export default HomePage;
上記の例では、../components/ClientOnlyComponent
というファイルからコンポーネントを動的に読み込んでいます。ssr: false
オプションを指定することで、サーバーサイドでのレンダリングを無効にしています。
- サーバーサイドでのコード分岐:
Next.jsでは、
typeof window
を使用してコンポーネントがクライアント側で実行されているかどうかを判断することができます。これを利用して、条件によってクライアント側のみで実行されるコードを記述することができます。
以下は、サーバーサイドでのコード分岐を使用したクライアント側のみのコンポーネントの例です。
function ClientOnlyComponent() {
if (typeof window === 'undefined') {
return null; // サーバーサイドでは何も表示しない
}
// クライアント側でのみ表示されるコンポーネントの内容
return <div>クライアント側のみのコンポーネント</div>;
}
function HomePage() {
return (
<div>
<h1>クライアント側のみのコンポーネントの例</h1>
<ClientOnlyComponent />
</div>
);
}
export default HomePage;
上記の例では、typeof window
を使用して、サーバーサイドでは何も表示せず、クライアント側でのみ表示されるコンポーネントを作成しています。
これらはNext.jsでクライアント側のみのコンポーネントを作成するための一般的な方法です。必要に応じて、上記の例を参考にして、独自のコンポーネントを作成してください。