- グローバルなベースURLの設定:
Axiosのデフォルトの設定を変更することで、全てのリクエストで同じベースURLを使用することができます。通常、アプリケーションのエントリーポイントである
index.js
ファイルなどで設定を行います。
import axios from 'axios';
axios.defaults.baseURL = 'https://api.example.com';
上記の例では、https://api.example.com
がベースURLとして設定されています。これにより、Axiosを使用した全てのリクエストでこのベースURLが自動的に付与されます。
- 個別のリクエストでベースURLを指定:
特定のリクエストごとに異なるベースURLを使用したい場合は、リクエストごとに
baseURL
オプションを指定することができます。
import axios from 'axios';
axios.get('/users', { baseURL: 'https://api.example.com' })
.then(response => {
// レスポンスの処理
})
.catch(error => {
// エラーの処理
});
上記の例では、/users
エンドポイントに対するGETリクエストで、ベースURLとしてhttps://api.example.com
が指定されています。
- インスタンスを使用して異なるベースURLを設定: Axiosのインスタンスを作成することで、異なるベースURLを複数使用することもできます。以下は例です。
import axios from 'axios';
const instance = axios.create({
baseURL: 'https://api.example.com'
});
instance.get('/users')
.then(response => {
// レスポンスの処理
})
.catch(error => {
// エラーの処理
});
上記の例では、instance
という名前のAxiosインスタンスを作成し、そのインスタンスを使用してリクエストを行っています。このインスタンスは、指定したベースURLを使用します。
これらはReactでAxiosのベースURLを設定するいくつかの方法の例です。アプリケーションの要件に応じて適切な方法を選択してください。