- ライブラリのインストール: まず、XLSXファイルをCSVに変換するために、JavaScriptのライブラリ「xlsx」を使用します。このライブラリをインストールするには、npmパッケージマネージャーを使用します。
npm install xlsx
- コード例: 以下のコードは、XLSXファイルを読み込み、その内容をCSV形式で出力する例です。
const XLSX = require('xlsx');
const workbook = XLSX.readFile('input.xlsx');
const sheetName = workbook.SheetNames[0];
const worksheet = workbook.Sheets[sheetName];
const csvData = XLSX.utils.sheet_to_csv(worksheet);
console.log(csvData);
上記のコードでは、まずXLSX
ライブラリをrequire
しています。次に、XLSX.readFile
メソッドを使用してXLSXファイルを読み込みます。SheetNames
プロパティからシート名を取得し、Sheets
プロパティからワークシートオブジェクトを取得します。最後に、XLSX.utils.sheet_to_csv
メソッドを使用してワークシートをCSV形式に変換します。
- CSVファイルへの書き込み: 上記のコードでは、CSVデータをコンソールに表示していますが、必要に応じてファイルに書き込むこともできます。以下のコードは、CSVデータをファイルに書き込む例です。
const fs = require('fs');
fs.writeFile('output.csv', csvData, (err) => {
if (err) throw err;
console.log('CSVファイルが正常に書き込まれました。');
});
上記のコードでは、fs
モジュールを使用してファイルシステムにアクセスし、writeFile
メソッドを使用してCSVデータをファイルに書き込んでいます。
以上がJavaScriptを使用してXLSXファイルをCSVファイルに変換する方法です。これを参考にして、自分のプロジェクトに適応させてください。なお、ファイルの読み込みや書き込みのパス、エラーハンドリングなど、必要に応じて適切に調整してください。