Angular 5でXLSXファイルを読み込む方法


  1. 必要なパッケージのインストール: Angularでは、xlsxファイルを扱うためのライブラリとして「xlsx」パッケージが利用できます。まずは、Angularプロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行し、パッケージをインストールします。

    npm install xlsx --save
  2. ファイルのアップロード: XLSXファイルを読み込むためには、まずファイルをアップロードする必要があります。Angularでは、ファイルアップロードに「input type="file"」要素を使用します。以下のようなコードをHTMLテンプレートに追加します。

    <input type="file" (change)="onFileChange($event)" />
    onFileChange(event) {
     const file = event.target.files[0];
     this.readFile(file);
    }
  3. ファイルの読み込み: アップロードされたファイルを読み込むために、以下のコードをAngularコンポーネントに追加します。

    import * as XLSX from 'xlsx';
    // ...
    readFile(file) {
     const reader = new FileReader();
     reader.onload = (e: any) => {
       const data = new Uint8Array(e.target.result);
       const workbook = XLSX.read(data, { type: 'array' });
       const sheetName = workbook.SheetNames[0];
       const worksheet = workbook.Sheets[sheetName];
       const jsonData = XLSX.utils.sheet_to_json(worksheet, { header: 1 });
       console.log(jsonData); // データを表示するか、適宜処理を行います
     };
     reader.readAsArrayBuffer(file);
    }

    上記のコードでは、XLSXパッケージのread関数を使用してファイルを読み込み、sheet_to_json関数を使用してシートのデータをJSON形式に変換しています。適宜処理を追加して、データを表示したり必要な処理を行ったりしてください。

以上が、Angular 5でXLSXファイルを読み込むための基本的な手順とコード例です。必要に応じて、エラーハンドリングや追加の機能を実装することができます。