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ブラウザキャッシュのクリア: Angularアプリケーションは、ブラウザのキャッシュに一部のファイルを保存する場合があります。キャッシュされたファイルが古くなり、更新されたコードが反映されない場合は、ブラウザキャッシュをクリアする必要があります。以下は一般的なブラウザでのキャッシュクリア方法です。
- Google Chrome: 「Ctrl + Shift + Delete」を押してキャッシュ削除ウィンドウを開き、キャッシュをクリアします。
- Mozilla Firefox: 「Ctrl + Shift + Delete」を押してキャッシュクリアウィンドウを開き、キャッシュをクリアします。
- Microsoft Edge: 「Ctrl + Shift + Delete」を押してキャッシュクリアウィンドウを開き、キャッシュをクリアします。
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Angular CLIを使用したキャッシュクリア: Angular CLIを使用して開発している場合は、次のコマンドを使用してキャッシュをクリアできます。
ng build --prod --output-hashing none
上記のコマンドは、プロダクションビルドを行う際にハッシュ化を無効にしています。ハッシュ化は、ファイル名にランダムなハッシュを追加する機能であり、キャッシュ問題の一因となることがあります。ハッシュ化を無効にすることで、ファイル名が変更されず、キャッシュの問題を回避できます。
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ブラウザキャッシュ制御ヘッダーの使用: サーバー側でブラウザキャッシュを制御するために、HTTPレスポンスヘッダーにキャッシュ制御ディレクティブを設定することができます。以下は一般的なディレクティブの例です。
Cache-Control: no-cache, no-store, must-revalidate Pragma: no-cache Expires: 0
上記のディレクティブは、ブラウザに対してキャッシュを使用しないよう指示します。これにより、常に最新のコードが取得されます。
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ブラウザの無効化キャッシュモード: 開発中にブラウザのキャッシュを無効にすることもできます。主要なブラウザでは「開発者ツール」を開き、「ネットワーク」タブで「キャッシュを無効化」オプションを選択します。このモードでアプリケーションを実行すると、キャッシュが無効化され、常に最新のコードが読み込まれます。