C++での関数のconst修飾子と戻り値の使用方法


まず、関数の宣言と定義の方法を見てみましょう。

// 関数の宣言
int getValue() const;
// 関数の定義
int MyClass::getValue() const {
    // メンバ変数の値を返す
    return value;
}

上記の例では、関数getValue()はconst修飾子を使用しています。これは、関数がオブジェクトのメンバ変数を変更しないことを示しています。

次に、戻り値のconst修飾子の使用方法を見てみましょう。

const int& getNumber() {
    static const int number = 10;
    return number;
}

上記の例では、関数getNumber()はconst修飾子を使用しています。これにより、関数が返す値を変更できないことが示されます。また、戻り値の型はconst int&となっており、参照として返されます。

これらのコード例を使って、関数のconst修飾子と戻り値の使用方法を示しました。これにより、関数がオブジェクトの状態を変更しないことや、関数が返す値を変更できないことが明確になります。