JSON.parseの基本的な構文は以下の通りです:
JSON.parse(text)
ここで、text
は変換したいJSON形式の文字列です。
例えば、次のようなJSON文字列があるとします:
var jsonString = '{"name":"John","age":30,"city":"Tokyo"}';
この文字列をJavaScriptオブジェクトに変換するには、次のようにJSON.parseを使用します:
var jsonObject = JSON.parse(jsonString);
すると、jsonObject
は次のようなオブジェクトとして表現されます:
{
"name": "John",
"age": 30,
"city": "Tokyo"
}
JSON.parseは変換に成功した場合、パースされたオブジェクトを返します。しかし、JSON文字列が不正な形式であったり、構文エラーがある場合は例外がスローされます。そのため、エラーハンドリングが重要です。例えば、次のようにtry-catch文を使用してエラーをキャッチすることができます:
try {
var jsonObject = JSON.parse(jsonString);
// パース成功時の処理
} catch (error) {
// エラーハンドリング
console.error('JSONパースエラー:', error);
}
JSON.parseはさまざまなシナリオで活用されます。例えば、APIから受け取ったJSON形式の応答を解析し、必要なデータを取り出すことができます。また、ローカルストレージに保存されたJSON文字列を読み込んでオブジェクトに変換することもできます。
以上が、JavaScriptでのJSON.parseの基本的な使い方と動作原理です。