Angularでバリデータを生成する方法


以下に、Angularでバリデータを生成する方法とコード例をいくつか示します。

  1. バリデータの生成: Angular CLIを使用して新しいバリデータを生成するには、次のコマンドを使用します。
ng generate validator <validator-name>

これにより、<validator-name>という名前の新しいバリデータファイルが生成されます。

  1. バリデータの実装: 生成されたバリデータファイルを開き、Validatorインターフェースを実装します。バリデータのロジックをvalidateメソッドに追加します。たとえば、以下は必須フィールドを検証するバリデータの例です。
import { Validator, AbstractControl, NG_VALIDATORS } from '@angular/forms';
import { Directive } from '@angular/core';
@Directive({
  selector: '[validatorName][ngModel]',
  providers: [
    {
      provide: NG_VALIDATORS,
      useExisting: ValidatorNameDirective,
      multi: true
    }
  ]
})
export class ValidatorNameDirective implements Validator {
  validate(control: AbstractControl): { [key: string]: any } | null {
    if (control.value === null || control.value === undefined || control.value === '') {
      return { required: true };
    }
    return null;
  }
}
  1. バリデータの使用: バリデータを使用するには、フォームコントロールにバリデータを適用する必要があります。以下は、Angularのテンプレートでの使用例です。
<input type="text" name="myField" [(ngModel)]="myField" validatorName>
<div *ngIf="myForm.controls.myField.errors && myForm.controls.myField.touched">
  <div *ngIf="myForm.controls.myField.errors.required">必須フィールドです。</div>
</div>

上記の例では、validatorNameディレクティブを<input>要素に追加しています。myFormはフォームグループの名前であり、myFieldはバリデーションが適用されるフィールドの名前です。

これらはAngularでバリデータを生成して使用するための基本的な手順とコード例です。必要に応じて、バリデータのロジックをカスタマイズして、特定の要件に合わせることができます。