以下に、Angularでバリデータを生成する方法とコード例をいくつか示します。
- バリデータの生成: Angular CLIを使用して新しいバリデータを生成するには、次のコマンドを使用します。
ng generate validator <validator-name>
これにより、<validator-name>
という名前の新しいバリデータファイルが生成されます。
- バリデータの実装:
生成されたバリデータファイルを開き、
Validator
インターフェースを実装します。バリデータのロジックをvalidate
メソッドに追加します。たとえば、以下は必須フィールドを検証するバリデータの例です。
import { Validator, AbstractControl, NG_VALIDATORS } from '@angular/forms';
import { Directive } from '@angular/core';
@Directive({
selector: '[validatorName][ngModel]',
providers: [
{
provide: NG_VALIDATORS,
useExisting: ValidatorNameDirective,
multi: true
}
]
})
export class ValidatorNameDirective implements Validator {
validate(control: AbstractControl): { [key: string]: any } | null {
if (control.value === null || control.value === undefined || control.value === '') {
return { required: true };
}
return null;
}
}
- バリデータの使用: バリデータを使用するには、フォームコントロールにバリデータを適用する必要があります。以下は、Angularのテンプレートでの使用例です。
<input type="text" name="myField" [(ngModel)]="myField" validatorName>
<div *ngIf="myForm.controls.myField.errors && myForm.controls.myField.touched">
<div *ngIf="myForm.controls.myField.errors.required">必須フィールドです。</div>
</div>
上記の例では、validatorName
ディレクティブを<input>
要素に追加しています。myForm
はフォームグループの名前であり、myField
はバリデーションが適用されるフィールドの名前です。
これらはAngularでバリデータを生成して使用するための基本的な手順とコード例です。必要に応じて、バリデータのロジックをカスタマイズして、特定の要件に合わせることができます。