以下に、簡単でシンプルな手順とコード例を示します。
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src/environments フォルダ内に、新しい環境ファイルを作成します。例えば、prod.tsという名前のファイルを作成します。
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prod.tsファイル内に、プロダクション環境用の設定を記述します。例えば、APIのエンドポイントや他の重要な設定を定義します。
export const environment = {
production: true,
apiUrl: 'https://api.example.com'
};
- angular.json ファイルを開き、"configurations" セクションにプロダクション環境の設定を追加します。
"configurations": {
"production": {
"fileReplacements": [
{
"replace": "src/environments/environment.ts",
"with": "src/environments/prod.ts"
}
]
}
}
- ビルド時にプロダクション環境ファイルを使用するように、ビルドコマンドを更新します。例えば、以下のようになります。
ng build --configuration=production
これで、Angular 8プロジェクトにプロダクション環境ファイルを追加することができます。ビルド時には、prod.tsファイルが環境ファイルとして適用され、プロダクション環境の設定が反映されます。
以上が、Angular 8でのプロダクション環境ファイルの追加方法です。これにより、開発環境とプロダクション環境の設定を分けることができます。