- if文による条件分岐: if文は、指定された条件がtrueの場合にコードブロックを実行します。以下は、基本的なif文の構文です。
if (条件式) {
// 条件が真の場合に実行されるコード
} else {
// 条件が偽の場合に実行されるコード
}
例えば、変数xが10より大きい場合に「xは10より大きいです」と表示し、それ以外の場合には「xは10以下です」と表示するコードは以下のようになります。
var x = 15;
if (x > 10) {
console.log("xは10より大きいです");
} else {
console.log("xは10以下です");
}
- 論理演算子を使った条件式の結果の返却: JavaScriptの条件式は、trueまたはfalseを返します。論理演算子を使って複数の条件を組み合わせ、最終的な真偽値を返すことができます。以下は、いくつかの論理演算子の例です。
- 論理積 (AND):
&&
- 論理和 (OR):
||
- 否定 (NOT):
!
例えば、変数xが10以上かつ20以下である場合にtrueを返し、それ以外の場合にfalseを返すコードは以下のようになります。
function checkRange(x) {
return x >= 10 && x <= 20;
}
console.log(checkRange(15)); // true
console.log(checkRange(5)); // false
console.log(checkRange(25)); // false
- 三項演算子を使った真偽値の返却: JavaScriptでは、三項演算子を使って簡潔に条件に基づく値の返却が可能です。以下は、三項演算子の構文です。
条件式 ? 真の場合の値 : 偽の場合の値
例えば、変数ageが20以上の場合に「成人」という文字列を返し、それ以外の場合には「未成年」という文字列を返すコードは以下のようになります。
function checkAge(age) {
return age >= 20 ? "成人" : "未成年";
}
console.log(checkAge(25)); // "成人"
console.log(checkAge(15)); // "未成年"
以上が、JavaScriptでの条件分岐と真偽値の返却に関する基本的な方法です。これらのコード例を参考にしながら、自身のプロジェクトや問題に応じて活用してみてください。