まず、Discord.jsをインストールし、必要な依存関係を解決します。以下のコマンドを使用して、プロジェクトにDiscord.jsを追加します。
npm install discord.js
次に、Discordの開発者ポータルでボットを作成し、トークンを取得します。ボットのトークンは、Discord APIを使用してボットがギルドにメッセージを送信するための認証情報です。
以下は、複数のギルドにメッセージを送信するための基本的なコード例です。
const Discord = require('discord.js');
const client = new Discord.Client();
const guildIds = ['ギルドID1', 'ギルドID2', 'ギルドID3']; // 送信したいギルドのIDを指定
client.on('ready', () => {
console.log(`Logged in as ${client.user.tag}`);
// ギルドにメッセージを送信
guildIds.forEach(guildId => {
const guild = client.guilds.cache.get(guildId);
if (guild) {
const channel = guild.channels.cache.find(channel => channel.type === 'text');
if (channel) {
channel.send('メッセージの内容');
}
}
});
});
client.login('ボットのトークン');
上記のコードでは、guildIds
配列に送信したいギルドのIDを指定します。client.on('ready', ...)
イベントハンドラ内で、ボットがログインし、準備ができたときに実行するコードが定義されています。guildIds
配列を反復処理して、各ギルドのチャンネルを見つけてメッセージを送信します。
このコードをボットに追加し、ボットのトークンを指定して実行すると、指定したギルドにメッセージが送信されます。
これはDiscord.jsを使用して複数のギルドにメッセージを送信するための基本的な例です。さまざまな方法があり、例えば特定の条件に基づいてメッセージを送信するためのフィルタリング、メッセージのスタイリングや埋め込みメッセージの作成など、さまざまな機能を追加できます。