Vue.jsでのproduction環境でのdotenvの設定方法とベストプラクティス


  1. dotenvとは何ですか? dotenvは、環境変数を簡単に設定するためのライブラリです。開発環境で機密情報(APIキー、データベースの接続情報など)を扱う場合、dotenvを使用して環境変数を管理することが推奨されています。

  2. dotenvのインストール まず、プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行してdotenvをインストールします。

npm install dotenv --save-dev
  1. .envファイルの作成 プロジェクトのルートディレクトリに.envファイルを作成し、環境変数を設定します。例えば、以下のような形式でキーと値を設定します。
API_KEY=your_api_key
DATABASE_URL=your_database_url
  1. Vue.jsでのdotenvの設定方法 Vue.jsでは、dotenvを使用するために、main.js ファイルで以下のようにdotenvを読み込む必要があります。
require('dotenv').config()

これにより、.env ファイルの内容が環境変数として読み込まれます。

  1. production環境でのdotenvの設定 Vue CLIを使用している場合、production環境でのdotenvの設定は簡単です。vue.config.js ファイルをプロジェクトのルートディレクトリに作成し、以下のようなコードを追加します。
const Dotenv = require('dotenv-webpack')
module.exports = {
  configureWebpack: {
    plugins: [
      new Dotenv({
        path: './.env.production',
        systemvars: true
      })
    ]
  }
}

上記のコードでは、.env.production ファイルが使用され、システムの環境変数も参照されます。

  1. コード例とベストプラクティス 以下は、Vue.jsでdotenvを使用して環境変数を設定する例です。
// .envファイル
API_KEY=your_api_key
// API呼び出しの例
const apiKey = process.env.API_KEY
axios.get(`https://api.example.com/data?api_key=${apiKey}`)
  .then(response => {
    // レスポンスを処理するコード
  })
  .catch(error => {
    // エラーハンドリングのコード
  })

この例では、.env ファイルからAPIキーを取得し、Axiosを使用してAPIを呼び出しています。

ベストプラクティスとして、以下の点に留意してください:

  • .env ファイルは .gitignore に追加して、バージョン管理から除外することが推奨されます。

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