まず、文字列フォーマット指定子は、{}
(波括弧)で表されるプレースホルダーと組み合わせて使用されます。以下に、よく使用される文字列フォーマット指定子のいくつかを紹介します。
- 文字列の代入:
%s
: 文字列を代入します。{:s}
: Python 3.6以降では、{}
内でのフォーマット指定子としても使用できます。
例:
name = "John"
age = 30
print("My name is %s and I am %d years old." % (name, age))
print("My name is {:s} and I am {:d} years old.".format(name, age))
- 整数の代入:
%d
: 10進数の整数を代入します。%x
: 16進数の整数を代入します。%o
: 8進数の整数を代入します。{:d}
: Python 3.6以降では、{}
内でのフォーマット指定子としても使用できます。
例:
number = 42
print("The number is %d." % number)
print("The number is {:d}.".format(number))
- 浮動小数点数の代入:
%f
: 浮動小数点数を代入します。{:f}
: Python 3.6以降では、{}
内でのフォーマット指定子としても使用できます。
例:
pi = 3.14159
print("The value of pi is %f." % pi)
print("The value of pi is {:f}.".format(pi))
- 小数点以下の桁数指定:
%.nf
: n桁の小数点以下の精度で浮動小数点数を表示します。{:n.f}
: Python 3.6以降では、{}
内でのフォーマット指定子としても使用できます。
例:
number = 3.14159
print("The value is %.2f." % number)
print("The value is {:.2f}.".format(number))
これらは一部の基本的な文字列フォーマット指定子の例ですが、他にもさまざまなオプションがあります。詳細な情報は公式のPythonドキュメントを参照してください。
この記事では、Python 3における文字列フォーマット指定子の基本的な使用方法といくつかのコード例を紹介しました。これらの指定子を使用することで、文字列を目的の形式で表示することができます。是非、ご活用ください。