- Expressフレームワークを使用する方法: ExpressはNode.jsの人気のあるWebフレームワークです。以下のコード例では、Expressを使用してクライアントにCookieを設定する方法を示します。
const express = require('express');
const app = express();
app.get('/set-cookie', (req, res) => {
res.cookie('cookieName', 'cookieValue', { maxAge: 3600000, httpOnly: true });
res.send('Cookie set!');
});
app.listen(3000, () => {
console.log('Server running on port 3000');
});
上記の例では、res.cookie
メソッドを使用してCookieを設定しています。第一引数にCookieの名前、第二引数にCookieの値、そしてオプションとしてmaxAge
(Cookieの有効期限)やhttpOnly
(JavaScriptからのアクセスを制限)などを指定することができます。
- httpモジュールを使用する方法: Node.jsのhttpモジュールを使用してクライアントにCookieを設定することもできます。以下のコード例は、httpモジュールを使用した方法です。
const http = require('http');
const server = http.createServer((req, res) => {
res.setHeader('Set-Cookie', 'cookieName=cookieValue; Max-Age=3600; HttpOnly');
res.end('Cookie set!');
});
server.listen(3000, () => {
console.log('Server running on port 3000');
});
上記の例では、res.setHeader
メソッドを使用してSet-Cookie
ヘッダーを設定し、Cookieの名前、値、有効期限、アクセス制限を指定しています。
これらはNode.jsでクライアントにCookieを設定するための基本的な方法です。実際の使用方法は、要件や使用しているフレームワークによって異なる場合があります。また、セキュリティ上の考慮事項にも留意する必要があります。
以上が、Node.jsでサーバーからクライアントへのCookieの設定方法に関する解説です。