SQLバックアップファイルからデータベースを復元する方法


データベースをバックアップファイル(.bak)から復元する方法を説明します。以下に、シンプルで簡単な手順とコード例を示します。

  1. SQL Server Management Studio(SSMS)を開きます。
  2. [オブジェクト エクスプローラー]で、データベースを復元したいサーバーに接続します。
  3. [データベース] ノードを展開し、新しいデータベースを作成する場合は、右クリックして [新しいデータベース] を選択します。既存のデータベースを復元する場合は、そのデータベースを選択します。
  4. [タスク] → [データベースの復元] をクリックします。
  5. [デバイスからの復元] オプションを選択し、[...] ボタンをクリックして復元元のバックアップファイルを選択します。
  6. [オプション] タブをクリックし、必要に応じて復元オプションを設定します(例: ファイルの場所、新しいデータベース名、ログファイルの場所)。
  7. [OK] をクリックして復元を開始します。
  8. 復元プロセスが完了するまで待ちます。

以下は、T-SQLコードを使用したデータベースの復元の例です。

RESTORE DATABASE [目的のデータベース名]
FROM DISK = N'C:\バックアップファイルのパス\バックアップファイル名.bak'
WITH FILE = 1,
MOVE N'論理ファイル名' TO N'データファイルのパス.mdf',
MOVE N'論理ログファイル名' TO N'ログファイルのパス.ldf',
NOUNLOAD, REPLACE, STATS = 5

上記のコードの一部を以下に説明します。

  • [目的のデータベース名] - バックアップから復元するデータベースの名前を指定します。
  • N'C:\バックアップファイルのパス\バックアップファイル名.bak' - バックアップファイルのパスと名前を指定します。
  • MOVE 句 - 論理ファイル名とデータファイルまたはログファイルの実際のパスを指定します。
  • NOUNLOAD - 復元後、バックアップの情報を保持するために使用されます。
  • REPLACE - 同じ名前の既存のデータベースが存在する場合に、データベースを上書きします。
  • STATS = 5 - 復元の進行状況を表示します。

以上の手順とコード例を使用して、SQLバックアップファイルからデータベースを復元することができます。