Google Sheetsでは、データ検証を使用して、入力されるデータの制限や制約を設定することができます。カスタム式フィルタリングを使用すると、より高度な検証ルールを作成することができます。以下に、Google Sheetsでカスタム式フィルタリングを使用する方法と、いくつかのコード例を紹介します。
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データ検証のセルを選択します。セルの範囲を選択するには、複数のセルを選択するか、列または行全体を選択します。
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「データ」メニューから「データの検証」を選択します。
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「条件」タブを選択します。
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「カスタム」を選択します。
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「式」フィールドにカスタム式を入力します。例えば、セルの値が特定の範囲に含まれるかどうかをチェックする式を作成することができます。
例えば、セルB2に入力される値が1から10の範囲内にあるかどうかをチェックするカスタム式は次のようになります: =B2>=1 かつ B2<=10
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「メッセージ」フィールドには、検証に失敗した場合に表示するメッセージを入力します。これは、ユーザーに対して入力ルールを伝えるためのものです。
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「保存」をクリックして、データ検証を適用します。
これで、選択したセルの入力値がカスタム式に合致するかどうかが検証されます。合致しない場合は、指定したメッセージが表示されます。
以下に、いくつかのカスタム式フィルタリングのコード例を示します。
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値が数値であるかどうかを検証する: =ISNUMBER(A1)
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文字列の長さが特定の範囲内にあるかどうかを検証する: =LEN(A1)>=3 かつ LEN(A1)<=10
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特定の値を含むかどうかを検証する: =REGEXMATCH(A1, "キーワード")
これらのカスタム式フィルタリングのコード例を使って、より高度なデータ検証ルールを作成することができます。この方法を使用することで、データの整合性を維持し、正しい入力を確保することができます。