NOT NULL制約を設定すると、その列にはnull値が許可されず、必ず値が入力される必要があります。もしnull値が入力された場合、データベースはエラーを返します。
以下に、NOT NULL制約を使用する方法とコード例をいくつか紹介します。
- テーブル作成時にNOT NULL制約を指定する方法:
CREATE TABLE テーブル名 (
列名 データ型 NOT NULL,
列名 データ型 NOT NULL,
...
);
例えば、以下のようなテーブルを作成する場合、name列とage列にはnull値が許可されません。
CREATE TABLE users (
id INT NOT NULL,
name VARCHAR(50) NOT NULL,
age INT NOT NULL
);
- 既存のテーブルにNOT NULL制約を追加する方法:
ALTER TABLE テーブル名
MODIFY 列名 データ型 NOT NULL;
例えば、usersテーブルのemail列にNOT NULL制約を追加する場合は、以下のようにします。
ALTER TABLE users
MODIFY email VARCHAR(100) NOT NULL;
これらの例では、NOT NULL制約を使用して、特定の列にnull値を許可しないように設定しています。データベースがデータの整合性を確保するために使用される重要な制約です。
注意点として、NOT NULL制約を設定する場合は、入力データのバリデーションやデフォルト値の指定など、適切な方法で必要な値を保証する必要があります。