SQLにおけるDEFAULTキーワードの使用方法と例


デフォルト値の設定方法はデータベースの種類によって異なる場合がありますが、一般的には以下のような方法があります。

  1. CREATE TABLE文でデフォルト値を指定する方法:

    CREATE TABLE テーブル名 (
       カラム名 データ型 DEFAULT デフォルト値
    );

    例えば、usersテーブルにcreated_atカラムを追加し、デフォルト値として現在の日時を設定する場合は、以下のようになります。

    CREATE TABLE users (
       id INT,
       name VARCHAR(50),
       created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
    );
  2. ALTER TABLE文で既存のカラムにデフォルト値を追加する方法:

    ALTER TABLE テーブル名 ALTER COLUMN カラム名 SET DEFAULT デフォルト値;

    例えば、ordersテーブルのstatusカラムにデフォルト値として'pending'を設定する場合は、以下のようになります。

    ALTER TABLE orders ALTER COLUMN status SET DEFAULT 'pending';

デフォルト値を持つカラムに新しい行を挿入する場合、明示的に値を指定しない限り、デフォルト値が自動的に使用されます。

デフォルト値は、データベースの設計やビジネスロジックに応じて様々な方法で活用することができます。