Oracleの右結合についての解説


右結合は、2つのテーブルの結合を行う際に、右側のテーブルのすべての行を保持しながら、左側のテーブルのマッチする行を取得する結合方法です。

以下の手順に従って、Oracleで右結合を実行する方法を説明します。

  1. テーブルの準備: 右側のテーブル(Aテーブル)と左側のテーブル(Bテーブル)を準備します。それぞれのテーブルには共通の列(キー)が含まれている必要があります。

  2. 右結合の実行: 右結合を実行するには、以下のSQLクエリを使用します。

    SELECT *
    FROM Aテーブル
    RIGHT JOIN Bテーブル
    ON Aテーブル.キー = Bテーブル.キー;

    上記のクエリでは、AテーブルとBテーブルを右結合し、共通のキーで結合します。結果として、Bテーブルのすべての行と、Aテーブルのマッチする行が取得されます。

    マッチしない場合には、Aテーブルの対応する列はNULL値となります。

  3. コード例: 以下に、具体的なコード例を示します。

    Aテーブル:

    キー 列1
    1 A
    2 B
    3 C

    Bテーブル:

    キー 列2
    1 X
    4 Y
    5 Z

    上記のテーブルを右結合すると、以下の結果が得られます。

    キー 列1 列2
    1 A X
    2 B NULL
    3 C NULL

    上記の例では、Aテーブルのキーが1の行とBテーブルのキーが1の行がマッチし、それ以外の行はマッチしないため、NULL値が表示されています。

以上がOracleデータベースでの右結合の解説とコード例です。これにより、2つのテーブルを右結合する方法がわかりました。