SQLには条件分岐を行うための「else if」文は存在しませんが、代わりに「CASE文」を使用することができます。以下に、「else if」文を模した条件分岐の方法とコード例をいくつか紹介します。
- CASE文を使用した条件分岐:
CASE文は、指定した条件に基づいて結果を返すことができます。以下は、複数の条件をチェックし、それぞれに対して異なる結果を返す例です。
SELECT column1,
column2,
CASE
WHEN condition1 THEN result1
WHEN condition2 THEN result2
ELSE result3
END AS result_column
FROM your_table;
上記の例では、条件1が真の場合はresult1が、条件2が真の場合はresult2が、それ以外の場合はresult3が結果として返されます。
- IF文を使用した条件分岐:
一部のデータベース管理システムでは、IF文を使用して条件分岐を行うこともできます。以下は、IF文を使用した条件分岐の例です。
IF condition1 THEN
-- condition1が真の場合の処理
ELSEIF condition2 THEN
-- condition2が真の場合の処理
ELSE
-- 上記の条件に該当しない場合の処理
END IF;
上記の例では、condition1が真の場合はcondition1の処理が、condition2が真の場合はcondition2の処理が実行されます。どの条件にも該当しない場合は、ELSE節の処理が実行されます。
以上が、「else if」文を模したSQLでの条件分岐の方法とコード例です。ご参考になれば幸いです。