SQLでの「else if」文の使用方法


SQLには条件分岐を行うための「else if」文は存在しませんが、代わりに「CASE文」を使用することができます。以下に、「else if」文を模した条件分岐の方法とコード例をいくつか紹介します。

  1. CASE文を使用した条件分岐:

CASE文は、指定した条件に基づいて結果を返すことができます。以下は、複数の条件をチェックし、それぞれに対して異なる結果を返す例です。

SELECT column1,
       column2,
       CASE
           WHEN condition1 THEN result1
           WHEN condition2 THEN result2
           ELSE result3
       END AS result_column
FROM your_table;

上記の例では、条件1が真の場合はresult1が、条件2が真の場合はresult2が、それ以外の場合はresult3が結果として返されます。

  1. IF文を使用した条件分岐:

一部のデータベース管理システムでは、IF文を使用して条件分岐を行うこともできます。以下は、IF文を使用した条件分岐の例です。

IF condition1 THEN
    -- condition1が真の場合の処理
ELSEIF condition2 THEN
    -- condition2が真の場合の処理
ELSE
    -- 上記の条件に該当しない場合の処理
END IF;

上記の例では、condition1が真の場合はcondition1の処理が、condition2が真の場合はcondition2の処理が実行されます。どの条件にも該当しない場合は、ELSE節の処理が実行されます。

以上が、「else if」文を模したSQLでの条件分岐の方法とコード例です。ご参考になれば幸いです。