OracleにおけるEqui Joinの使い方


Equi Joinは、2つ以上のテーブルを特定の列(カラム)の値が一致する条件で結合する方法です。一致する値を持つ行のみが結合され、結果として新しいテーブルが作成されます。

以下に、Equi Joinを使用する基本的な手順を示します。

  1. 必要なテーブルを確認: Equi Joinを行うためには、結合する2つ以上のテーブルが必要です。それぞれのテーブルには、少なくとも1つの共有列(一致する値を持つ列)が存在する必要があります。

  2. JOIN句を使用して結合する: Equi Joinを実行するには、SELECT文を使用し、JOIN句を使ってテーブルを結合します。JOIN句には、結合するテーブルと一致する列を指定します。

以下は、Equi Joinの基本的な構文です。

SELECT 列名
FROM テーブル1
JOIN テーブル2
ON テーブル1.共有列 = テーブル2.共有列;
  1. 必要な結果を指定: SELECT文の列名の部分には、取得したい結果の列名を指定します。必要に応じて、WHERE句や他の条件を追加することもできます。

以下は、具体的なコード例です。

SELECT customers.customer_name, orders.order_date
FROM customers
JOIN orders
ON customers.customer_id = orders.customer_id;

上記の例では、customersテーブルとordersテーブルをcustomer_id列で結合しています。結果として、顧客名と注文日の組み合わせが得られます。

Equi Joinを使用することで、複数のテーブルのデータを関連付けることができます。これにより、複雑なデータの分析やレポート作成などが容易になります。

以上がOracleにおけるEqui Joinの使い方とコード例の紹介です。これを参考にして、データベースでの結合操作を効果的に活用してください。