SQLにおけるJOINの構文と例

1. INNER JOIN: INNER JOINは、結合するテーブル間で共通の値を持つ行のみを返します。

   SELECT 列名
   FROM テーブル1
   INNER JOIN テーブル2
   ON テーブル1.結合キー = テーブル2.結合キー;

   例:

   SELECT Orders.OrderID, Customers.CustomerName
   FROM Orders
   INNER JOIN Customers
   ON Orders.CustomerID = Customers.CustomerID;

2. LEFT JOIN: LEFT JOINは、左側のテーブルの全ての行と、右側のテーブルとの共通の値を持つ行を返します。右側のテーブルに一致する行がない場合は、NULL値が返されます。

   SELECT 列名
   FROM テーブル1
   LEFT JOIN テーブル2
   ON テーブル1.結合キー = テーブル2.結合キー;

   例:

   SELECT Customers.CustomerName, Orders.OrderID
   FROM Customers
   LEFT JOIN Orders
   ON Customers.CustomerID = Orders.CustomerID;

3. RIGHT JOIN: RIGHT JOINは、左側のテーブルとの共通の値を持つ行と、右側のテーブルの全ての行を返します。左側のテーブルに一致する行がない場合は、NULL値が返されます。

   SELECT 列名
   FROM テーブル1
   RIGHT JOIN テーブル2
   ON テーブル1.結合キー = テーブル2.結合キー;

   例:

   SELECT Orders.OrderID, Customers.CustomerName
   FROM Orders
   RIGHT JOIN Customers
   ON Orders.CustomerID = Customers.CustomerID;

4. FULL JOIN: FULL JOINは、左側のテーブルと右側のテーブルの全ての行を返します。一致する行がない場合は、NULL値が返されます。

   SELECT 列名
   FROM テーブル1
   FULL JOIN テーブル2
   ON テーブル1.結合キー = テーブル2.結合キー;

   例:

   SELECT Customers.CustomerName, Orders.OrderID
   FROM Customers
   FULL JOIN Orders
   ON Customers.CustomerID = Orders.CustomerID;

これらはJOINの一部の例ですが、SQLには他にも多くのJOINの種類があります。必要に応じて、特定のデータベースシステムのドキュメントやリファレンスを参照してください。