SQLのORDER BY句の使い方と例


  1. 単一の列でソートする例:

    SELECT 列1, 列2, ...
    FROM テーブル名
    ORDER BY 列名;

    このクエリでは、指定した列名で昇順にデータがソートされます。降順にソートする場合は、ORDER BY 列名 DESCとします。

  2. 複数の列でソートする例:

    SELECT 列1, 列2, ...
    FROM テーブル名
    ORDER BY 列1, 列2, ...;

    このクエリでは、最初に指定した列でソートされ、同じ値の場合には次の列でソートされます。複数の列でソートすることで、より詳細なソート結果を得ることができます。

  3. ソートの方向を指定する例:

    SELECT 列1, 列2, ...
    FROM テーブル名
    ORDER BY 列名1 ASC, 列名2 DESC;

    このクエリでは、列名1で昇順にソートし、列名2で降順にソートします。ソートの方向を指定するには、ASC(昇順)またはDESC(降順)を使用します。

  4. NULL値の扱い方を指定する例:

    SELECT 列1, 列2, ...
    FROM テーブル名
    ORDER BY 列名1 ASC NULLS FIRST;

    このクエリでは、列名1で昇順にソートしますが、NULL値は最初に表示されます。NULL値を最後に表示する場合は、NULLS LASTを使用します。

  5. 列の位置でソートする例:

    SELECT *
    FROM テーブル名
    ORDER BY 3, 1;

    このクエリでは、3番目の列で昇順にソートし、同じ値の場合には1番目の列でソートします。列の位置は、SELECT句で指定した順番になります。

以上が、SQLのORDER BY句の使い方と例です。これらのコード例を参考にしながら、データのソート方法を自由に組み合わせて使用することができます。