SQLのCOUNT()関数を使用したデータの集計と分析


  1. 特定の列のレコード数を取得する:

    SELECT COUNT(column_name) FROM table_name;

    このクエリは、指定したテーブルの特定の列に含まれるレコードの数を返します。column_nameは、カウントしたい列の名前です。

  2. 列の値の重複を除いたレコード数を取得する:

    SELECT COUNT(DISTINCT column_name) FROM table_name;

    このクエリは、指定したテーブルの特定の列に含まれる重複を除いたレコードの数を返します。DISTINCTキーワードは、重複した値を1つにまとめるために使用されます。

  3. 条件を満たすレコードの数を取得する:

    SELECT COUNT(*) FROM table_name WHERE condition;

    このクエリは、指定した条件を満たすレコードの数を返します。WHERE句を使用して条件を指定します。

これらのクエリを使って、データベース内の情報を集計し分析することができます。たとえば、ブログ投稿のデータを分析する場合、以下のようなクエリを使用できます:

  1. ブログ投稿の総数を取得する:

    SELECT COUNT(*) FROM blog_posts;
  2. カテゴリごとのブログ投稿数を取得する:

    SELECT category, COUNT(*) FROM blog_posts GROUP BY category;

    このクエリは、ブログ投稿をカテゴリごとにグループ化し、各カテゴリの投稿数を返します。

  3. 指定した期間内の投稿数を取得する:

    SELECT COUNT(*) FROM blog_posts WHERE published_date BETWEEN 'start_date' AND 'end_date';

    このクエリは、指定した期間内に公開された投稿の数を返します。start_dateとend_dateは、期間の開始日と終了日を表す値です。

これらは、SQLのCOUNT()関数を使用してデータの集計と分析を行うための例です。応用すれば、様々なデータベースの情報を効果的に把握することができます。