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データファイルの準備: まず、インポートするデータを含むテキストファイルを作成します。このファイルは、カンマ区切り値 (CSV) やタブ区切り値 (TSV) の形式であることが一般的です。データファイルは、インポート先のテーブルと同じ列構造を持つ必要があります。
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BULK INSERTステートメントの使用: 以下のようなBULK INSERTステートメントを使用して、データをインポートします。
BULK INSERT テーブル名
FROM 'データファイルのパス'
WITH (
FIELDTERMINATOR = 'データの区切り文字',
ROWTERMINATOR = '行の終わりを示す文字'
);
- テーブル名: データをインポートするテーブルの名前を指定します。
- データファイルのパス: インポートするデータファイルのパスを指定します。
- FIELDTERMINATOR: データファイル内の列を区切る文字を指定します。一般的な区切り文字はカンマ(,)やタブ(\t)です。
- ROWTERMINATOR: データファイル内の行の終わりを示す文字を指定します。一般的な行終端文字は改行(\n)です。
- サンプルコード: 以下は、BULK INSERTを使用してデータをインポートするためのサンプルコードです。
BULK INSERT Customers
FROM 'C:\Data\customers.csv'
WITH (
FIELDTERMINATOR = ',',
ROWTERMINATOR = '\n'
);
この例では、Customers
という名前のテーブルに、C:\Data\customers.csv
というパスにあるCSV形式のデータファイルをインポートしています。
上記の手順とコード例を参考にしながら、SQLのBULK INSERTを使用して大量のデータを効率的にインポートすることができます。必要に応じて、データファイルのパス、テーブル名、区切り文字、行終端文字を適切に指定してください。