例1: 商品カテゴリごとの売上合計を計算する
SELECT category, SUM(sales) as total_sales
FROM products
GROUP BY category;
上記のクエリでは、products
テーブルからcategory
カラムとsales
カラムを取得し、category
カラムでグループ化します。そして、各カテゴリの売上合計を計算し、total_sales
というエイリアスで表示します。
例2: 部門ごとの平均給与を計算する
SELECT department, AVG(salary) as average_salary
FROM employees
GROUP BY department;
このクエリでは、employees
テーブルからdepartment
カラムとsalary
カラムを取得し、department
カラムでグループ化します。そして、各部門の平均給与を計算し、average_salary
というエイリアスで表示します。
例3: 日付ごとの注文数を計算する
SELECT order_date, COUNT(*) as order_count
FROM orders
GROUP BY order_date;
上記の例では、orders
テーブルからorder_date
カラムを取得し、注文日ごとにグループ化します。そして、各日の注文数を計算し、order_count
というエイリアスで表示します。
これらはいくつかの基本的なGROUP BYの例ですが、実際のデータ分析ではより複雑なクエリが必要になる場合もあります。GROUP BY句を使ってデータをグループ化し、集計することで、データの傾向やパターンを把握することができます。