左結合を実行するためには、次のようなSQLクエリを使用します。
SELECT 列名
FROM テーブル1
LEFT JOIN テーブル2 ON テーブル1.結合キー = テーブル2.結合キー
LEFT JOIN テーブル3 ON テーブル1.結合キー = テーブル3.結合キー
...
このクエリでは、最初にメインとなるテーブル(テーブル1)を指定し、その後にLEFT JOIN句を使用して他のテーブルを追加します。結合キーは、結合に使用する列名です。
以下に、具体的な例を示します。
例1: 顧客情報と注文情報の結合
SELECT customers.customer_id, customers.customer_name, orders.order_id, orders.order_date
FROM customers
LEFT JOIN orders ON customers.customer_id = orders.customer_id;
この例では、顧客情報を保持している"customers"テーブルと注文情報を保持している"orders"テーブルを結合しています。顧客IDを結合キーとして使用しています。
例2: 商品情報、在庫情報、および注文情報の結合
SELECT products.product_id, products.product_name, inventory.quantity, orders.order_id
FROM products
LEFT JOIN inventory ON products.product_id = inventory.product_id
LEFT JOIN orders ON products.product_id = orders.product_id;
この例では、商品情報を保持している"products"テーブル、在庫情報を保持している"inventory"テーブル、および注文情報を保持している"orders"テーブルを結合しています。商品IDを結合キーとして使用しています。
これらの例は、テーブルの結合における基本的な方法を示しています。必要に応じて、さらにテーブルを追加して結合することも可能です。左結合を使用することで、結合元のテーブルの全てのレコードが結果に含まれるため、データの完全性を保ちながら関連付けを行うことができます。
以上が、SQLで複数のテーブルを左結合する方法の解説です。