【プロシージャの作成】 まず、プロシージャを作成するためには、以下のような構文を使用します。
CREATE OR REPLACE PROCEDURE プロシージャ名
(パラメータ名 データ型, パラメータ名 データ型, ...)
IS
変数の宣言
BEGIN
処理の本体
END;
プロシージャ名は一意の名前であり、パラメータ名とデータ型はプロシージャに渡す引数の情報を指定します。変数の宣言では、プロシージャ内で使用する変数を宣言します。処理の本体には、実行したいSQLステートメントや制御構造を記述します。
【プロシージャの呼び出し】 作成したプロシージャは、以下のような構文で呼び出すことができます。
BEGIN
プロシージャ名(引数1, 引数2, ...);
END;
引数は必要に応じて指定し、プロシージャ内で処理されます。
【例:従業員情報を取得するプロシージャ】 以下に、従業員情報を取得するためのプロシージャの例を示します。
CREATE OR REPLACE PROCEDURE GetEmployeeInfo
(employee_id IN NUMBER)
IS
employee_name VARCHAR2(100);
salary NUMBER;
BEGIN
SELECT name INTO employee_name FROM employees WHERE id = employee_id;
SELECT salary INTO salary FROM salaries WHERE id = employee_id;
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('従業員名: ' || employee_name);
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('給与: ' || salary);
END;
このプロシージャは、指定された従業員IDに基づいて従業員名と給与を取得し、それを出力します。
以上が、Oracleプロシージャの基本的な使い方とテンプレートの説明です。この例を参考にして、自身のデータベース開発プロジェクトにおいてプロシージャを活用してみてください。