Flysystem Azure は、PHP で Azure Blob Storage を操作するための便利なライブラリです。以下に、Flysystem Azure のシンプルで簡単な使用方法といくつかのコード例を紹介します。
まず、Flysystem Azure を使うには、まずはじめに Composer を使ってパッケージをインストールします。以下のコマンドを実行してください。
composer require league/flysystem-azure-blob-storage
パッケージがインストールされたら、以下のようにして Flysystem Azure を初期化します。
use League\Flysystem\AzureBlobStorage\AzureBlobStorageAdapter;
use League\Flysystem\Filesystem;
// Azure Blob Storage の接続情報を設定
$connectionString = 'DefaultEndpointsProtocol=https;AccountName=myaccount;AccountKey=mykey;EndpointSuffix=core.windows.net';
$containerName = 'mycontainer';
// AzureBlobStorageAdapter を初期化
$adapter = new AzureBlobStorageAdapter($connectionString, $containerName);
// Filesystem を初期化
$filesystem = new Filesystem($adapter);
上記の例では、接続情報として $connectionString
に Azure Blob Storage の接続文字列を設定し、$containerName
には使用するコンテナの名前を指定しています。
初期化が完了したら、以下のようにして Flysystem Azure を使ってファイルのアップロードやダウンロードなどを行うことができます。
// ファイルのアップロード
$fileContents = file_get_contents('/path/to/file.txt');
$filesystem->write('path/to/destination.txt', $fileContents);
// ファイルのダウンロード
$fileContents = $filesystem->read('path/to/destination.txt');
file_put_contents('/path/to/localfile.txt', $fileContents);
// ファイルの削除
$filesystem->delete('path/to/destination.txt');
上記の例では、write
メソッドを使ってファイルをアップロードし、read
メソッドを使ってファイルをダウンロードしています。また、delete
メソッドを使ってファイルを削除することもできます。
これらは Flysystem Azure の基本的な使用方法の一部です。より詳細な情報や他の操作方法については、公式ドキュメントやソースコードを参照してください。
この記事では、Flysystem Azure を使ったファイルの操作方法を紹介しました。Flysystem Azure を使えば、簡潔なコードで Azure Blob Storage を扱うことができます。ぜひ試してみてください!