Appiumのデザイアドキャパビリティ(希望する設定)とは何ですか?コード例と共に解説します


Appiumは、モバイルアプリの自動化テストフレームワークです。デザイアドキャパビリティは、Appiumを使用してテストするデバイスやアプリの設定を指定するための重要なパラメータです。以下では、デザイアドキャパビリティについての解説と、いくつかの一般的な設定オプションのコード例を紹介します。

  1. プラットフォームとデバイスの設定: アプリを実行するプラットフォーム(AndroidまたはiOS)とデバイス(エミュレータまたは実機)を指定します。以下は、Androidデバイスの例です。
desired_caps = {
  'platformName': 'Android',
  'deviceName': 'device_name',
  'appPackage': 'com.example.app',
  'appActivity': 'com.example.app.MainActivity'
}
  1. アプリのパスとバージョンの指定: テストするアプリのパスとバージョンを指定する必要があります。以下は、APKファイルを指定する例です。
desired_caps = {
  'platformName': 'Android',
  'deviceName': 'device_name',
  'app': '/path/to/app.apk',
  'appPackage': 'com.example.app',
  'appActivity': 'com.example.app.MainActivity'
}
  1. デバイスの設定: デバイスのオプション設定を指定することもできます。以下は、デバイスの解像度と言語を指定する例です。
desired_caps = {
  'platformName': 'Android',
  'deviceName': 'device_name',
  'appPackage': 'com.example.app',
  'appActivity': 'com.example.app.MainActivity',
  'deviceSettings': {
    'screenResolution': '1280x720',
    'language': 'en'
  }
}

これらはデザイアドキャパビリティの一部の例であり、詳細な設定オプションはAppiumのドキュメントを参照してください。デザイアドキャパビリティを適切に設定することで、Appiumを使用したモバイルアプリの自動化テストを効果的に行うことができます。