例えば、以下のようにDocker Composeファイルで--no-cache
フラグを使用してビルドすることで、キャッシュを無効化できます。
services:
app:
build:
context: .
dockerfile: Dockerfile
args:
- BUILD_DATE=${BUILD_DATE}
- VERSION=${VERSION}
options:
--no-cache
- ボリュームの問題: Docker Composeはボリュームを使用してコンテナの永続化データを管理します。しかし、Dockerfileが変更された場合でも、ボリュームは自動的には更新されません。このため、新しい変更がコンテナに反映されないことがあります。
services:
app:
volumes:
- data-volume:/path/to/data
volumes:
data-volume:
name: my-data-volume
external: true
上記の例では、data-volume
という名前のボリュームを作成し、それをコンテナの指定されたパスにマウントしています。Docker Composeが起動する際に、既存のボリュームを再作成することで、新しいDockerfileの変更が反映されます。
- 依存関係の問題: Docker Composeでは、複数のサービスを定義し、それらの間の依存関係を管理することができます。しかし、依存するサービスのDockerfileが変更された場合でも、依存するサービスが自動的に更新されるわけではありません。
services:
app:
build:
context: .
dockerfile: Dockerfile
depends_on:
- db
db:
build:
context: ./db
dockerfile: Dockerfile
上記の例では、app
サービスはdb
サービスに依存しています。db
サービスのDockerfileが変更された場合、app
サービスも再起動されて新しいDockerfileの変更が反映されます。
これらの方法を試してみてください。Docker ComposeがDockerfileの変更を正しく検知してコンテナを更新できるはずです。